憲伸、防御率タイトル争いに急浮上!

それまでトップを走っていた広島・ルイスが、4日の横浜戦で4回自責点8の大失速。
辛くも1位は守ったものの、その結果、2位のヤクルト・石川との差はわずか0.002差となった。
石川は6日に登板したものの、中5日で12日の最終戦に登板するのが濃厚。
全日程を終了したルイスに比べ、はるかに有利だ。
さらに、3位の巨人・内海が阪神との10.8天王山に登板濃厚となり、結果次第では逆転トップもある。
現在の3人の防御率
ルイス 2.680
石 川 2.682
内 海 2.77
となる。

そこに我らがエース川上憲伸が殴りこみをかける。
憲伸の現在の投球回は115回1/3。
本来ならば、規定投球回の144には大きく足りないが、五輪派遣選手特例規約に基づき、19試合が差し引かれて計算されるため、125試合=125回が憲伸の規定投球回となる。
現在、防御率2.34の憲伸は、残り2試合で9回2/3を投げれば規定投球回に到達。
7失点しても防御率2.66と、ルイスを抜いてトップに躍り出る計算だ。
中日が残すのは7日ヤクルト戦と12日の阪神線の2試合。
今日登板して、中4日で阪神戦に登板することも十分可能である。
2試合で9回2/3を7失点以内で投げ切ればタイトル奪還の可能性はきわめて高い。
竜のエースが投手三冠で唯一手にしていないタイトルに手を掛けるときが来た。